夏の緑かがやく 宇治田原町

花見小路 hanami-koji 月々のおすすめエリアとともに、京都の風物詩をご紹介します。ナビキャラクター わびすけ

夏の緑かがやく宇治田原町

京都府南東部に位置する宇治田原町。じつは歴史あるお茶の生産地であり、茶畑をはじめ、山、川、神社仏閣など豊かな自然と歴史情緒あふれる風景が広がっています。そんな宇治田原町でぜひ訪れたい名所をご紹介しましょう。

夏は緑のハート

正寿院しょうじゅいん
約800年前に創建され、鎌倉時代につくられた秘仏の御本尊や快慶作の不動明王挫像を有する古刹。境内の客殿には、古来より寺院建設などに取り入れられてきた伝統文様・猪目形(ハートの形)の窓を設け、話題になっています。夏は外の草木によって緑色のハートに。毎年7/1~9/18は「風鈴まつり」も開催されます。期間中は風鈴の絵付け体験も実施。日にち限定で夜間拝観も行う予定です。
正寿院

綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
☎0774-88-3601
http://shoujuin.boo.jp/

猿の姿に心和む神社

猿丸神社さるまるじんじゃ
紅葉の名所と知られる神社。平安時代の歌人と伝わる猿丸大夫を御祭神に祀り、こぶや腫物を治すご利益があるとして各地より参拝客が訪れています。猿をモチーフにした絵馬やお守り、石像にも心癒される歴史名所です。
猿丸神社

綴喜郡宇治田原町禅定寺粽谷44
☎0774-88-3782(昼) 0774-88-2362(夜)
http://www.sarumarujinja.jp/

日本緑茶ルーツの地

永谷宗円生家ながたにそうえんせいか
永谷宗円は江戸時代、宇治田原町で茶業を営んでいた人物。宗円が15年かけて開発したお茶の製法は、現在飲まれている緑茶のルーツとなりました。その生家を復元し、土日祝は内部を公開。生家のすぐそばには宗円を祀る神社もあります。
永谷宗円生家

綴喜郡宇治田原町湯屋谷空廣
☎0774-88-6638(宇治田原町役場産業観光課)

日本遺産のまちなみ

湯屋谷ゆやだに
永谷宗円生家のある地区・湯屋谷を地元の人は「やんたん」と呼んでいます。茶畑や茶工場など、日本遺産に認定された素朴なまちなみは、散策におすすめ。製茶工場を改装した交流拠点施設「宗円交遊庵やんたん」にもぜひ立ち寄って。
湯屋谷

綴喜郡宇治田原町湯屋谷

おすすめ店舗ピックアップ

陶芸体験もできるそば処

そば処 実りそばどころ みのり
国道307号から湯屋谷地区へ入った時の入り口付近で、金・土・日曜と祝日のみ営業するそば屋さん。のどごしの良い細めの手打ちそばで、ざるそばはもちろん、にしんや湯葉などのトッピングのあるメニューもおすすめです。使用している器はすべて店主の手づくり。箸置きや湯のみなど店頭販売もしています。併設の陶工房では陶芸体験(事前予約制/月~水)も可能です。
そば処 実り
綴喜郡宇治田原町湯屋谷下中畑83-6
☎090-2389-9859


京都駅から宇治田原町へのアクセス(一例)

  • 「京都」駅からJR奈良線で「宇治」駅もしくは近鉄京都線で「新田辺」駅下車、京都京阪バスの「工業団地」「緑苑坂」「維中前」行きに乗り換え
  • 茶畑や茶壷、猪目窓をデザインした「宇治茶バス」も期間限定で運行

わびすけのひと口メモ

宇治田原町の茶栽培は大福谷という地で鎌倉時代にはじまったといわれているんだ。まちは今も茶産業が盛んで、色々なお茶スイーツもあるからスイーツ巡りも楽しめるよ。